タイでの海外工場見学を実施しました
11月4日~9日、昨年に引き続きタイでの海外工場見学を実施しました。
参加者は第4学年の希望学生6名と引率教職員3名、合計9名です。
1日目は、早朝にタイに到着し、ホテルで朝食を取り、一息ついた後にエメラルド寺院・王宮やワット・アルン等の見学を行い、タイの文化・歴史を肌で感じるところから始まりました。
2日目は高専機構提携校であるキングモンクット工科大学ラカバン校を訪問。緊張しながらも各自英語で自己紹介、学校紹介を行った後、キャンパスツアーで研究室を見学しました。ウェルカムランチではタイ料理のトムヤンクンやヤシの実のジュース等、初めての味覚に挑戦し、「おいしい!」「思ったより甘くない!」と楽しくお料理をいただいていました。現地の学生で、昨年鶴岡高専に短期留学したアーム君も同席し、学生同士、英語でお互いに色々なことを伝えようと奮闘していました。
3日目はサイアム・スタビライザーズ&ケミカルズ社様を訪問。現地のスタッフも交え、製品の概要や工場の見学のほかに、副社長は本校の卒業生ということで、学生の進路選択についても卒業生の立場から貴重なお話を伺うことができました。
その後、午後からはキングモンクット工科大学の学生と共にバンコク市内を自由見学し、地下鉄に乗ったり、みんなで夕食を一緒に食べながらお互いの国や文化について色々な話をしながらお互いの国について理解を深めました。
4日目は、エイシアン・スタンレー社様を訪問。LED等を製造販売するスタンレー様の世界展開や現状、2011年の洪水にあった際の会社の対応等についてもお聞きすることができました。質疑応答の時間には学生からいくつもの質問が出ましたが、それぞれ丁寧にご回答いただきました。
前日のサイアム&スタビライザー社様での見学と共に、海外で活躍する日本人エンジニアと「ものづくり」の現場を目の当たりにし、グローバル社会を実感する経験でした。
また、午後からはアユタヤ遺跡等の見学を行い、最終日まで楽しい時間を過ごしました。
昨年より1日長い4日間とはいえ楽しい時間の過ぎるのは早く、参加した学生は、「もっと居たい」「また来たい」と名残惜しい様子でした。
今回の海外工場見学では、日本企業の海外進出を直接見聞することでエンジニアとして必要なものを肌で感じることができ、更に海外の学生とのコミュニケーションで学びの意欲も刺激される貴重な体験であったと思います。
この場をお借りして、海外工場見学にご協力くださったエイシアン・スタンレー社の皆様、サイアム・スタビライザーズ&ケミカルズ社の皆様、キングモンクット工科大学のスタッフ及び学生の皆様に心よりお礼を申し上げます。
|
|
※ 写真はクリックで拡大します。