第5回「中学生対抗エコロボコン2012」を開催しました

 8月4日(土)、本校を会場に県内の中学1・2年生を対象にした「中学生対抗エコロボコン2012」を開催しました。

 同事業は、子どもたちにエネルギー問題や環境問題の重要性、緊急性を自ら認識してもらい、ロボットの製作を通して「モノづくり」の面白さ、楽しさを実体験してもらおうと株式会社山形銀行と共催で開催しており、5回目となる今回は17チーム34人が参加しました。競技に先立ち、エネルギーについて本校の丹省一名誉教授の講義が行われ、その後ロボットの製作に取り組みました。

製作開始。使用するスチロールカッターもソーラーパネルからの電力を使用します。

 

 エコロボコンでは、ロボット製作時に使用するスチロールカッター及び競技中のロボットの電源は、屋外に設置した太陽電池パネルから供給したものを使用します。ロボットは、昨年に引き続き断熱材などに使われるスタイロフォームをボディに、モーター2個を組み合わせて作るホッケーロボットに挑戦してもらいましたが、モーターの位置やボディのデザインなど、各チームそれぞれが工夫を凝らし、個性あふれるロボットが完成しました。

白熱する試合。ギャラリーも真剣です。

 

 製作したロボットによるホッケー競技は、中央に並べた3つのパックをより多く相手側に押し込んだ方が勝ち。予選リーグ、決勝トーナメント方式で行われ、参加者はロボットをリモコンで巧みに操作し熱戦を繰り広げ、会場は、声援と歓声に包まれました。

 優勝したのは、庄内町立立川中学校 菅原丈慈くん、佐藤夏生くんチーム(写真中央の2名)。1年生ながら見事な試合運びで、2年連続参加の鶴岡市立第四中学校 白旗荘汰くん、難波好央くんチーム(写真左側2名)との大接戦を制しました。準優勝チームは、2年連続の準優勝。惜しくも決勝で敗れはしましたが、大会を盛り上げてくれました。3位は、同じく鶴岡市立第四中学校 山口弘内くん、石井丈土くんチーム。準決勝の四中対決で、白旗くん、難波くんチームに敗れましたが、3位決定戦で見事勝利しました(写真右側2名)。

 閉会式では、山形銀行 長沼清弘地域振興部長より講評をいただき、表彰状とトロフィーが手渡されました。

 熱戦を繰り広げた参加者のみなさん、どうもありがとうございました。