【留学生通信 4】 留学生が鶴岡北高校音楽部で合唱の発音指導

フィンランド・トゥルク応用科学大学より本校に短期留学中のトーマス君とペッカ君が、定期演奏会を控えた鶴岡北高校音楽部で、合唱の発音指導を行いました。

これは、演奏会用にスウェーデン語の曲を選んだ同校音楽部が、「スウェーデン語の発音指導ができる人」を探し、出羽庄内国際村に問い合わせたところ、本校にフィンランドからの学生がいることがわかり、2人がスウェーデン語の読み書きができることから協力を承諾したもの。

まず先に鶴岡北高校から楽譜と歌詞を送ってもらい、カタカナでの読み仮名をつけ送り返し、その後、5月31日(木)に2人が鶴岡北高校を訪れて実際の発音指導をしました。

スウェーデン語には子音が四つ重なるなど、日本語にはない発音も多いためかなり難しく、最初に2人が歌詞を読み上げ、部員たちが自分たちでわかるように書き取り、そして何度か歌ってもらって発音をチェックする方法をとりました。

トーマス君は
「目をつぶって聞くとスウェーデン人が歌っているかと思うほど、発音がいい」
ペッカ君は
「さすがに合唱をしているだけあって、耳がいいのだと思う」
と、女学生の歌声に賛辞を送っていました。

 

練習の成果は、6月4日(月)に行われた定期演奏会で披露されました。