山形大学主催 男女共同参画シンポジウムに参加しました

 平成23年11月11日(金)、山形大学主催の男女共同参画シンポジウムが山形テルサを会場に開催され、本校から大河内邦子教授がパネリストとして参加しました。

 シンポジウムは、「女性研究者の活躍と裾野拡大~大学連携を通して~」と題して2部構成で行われました。

 第1部では、「女性研究者の活躍に向けた大学連携」をテーマに、文部科学省の笹井男女共同参画学習課長の基調講演、山形大学における取組報告、そして県内の大学・高専を代表する教員が登壇してのパネルディスカッションが行われました。

 本校から出席した大河内教授は、この3月に採択された「独立行政法人国立高等専門学校機構 男女共同参画宣言」と、この宣言に基づいて策定された「行動計画」を紹介し、高専機構全体として取り組むべき基本方針と重点課題について説明を行いました。また、高専教育の入口部分での「女子志願者の確保策」、在学中の「キャリア教育」、卒業後の「OB・OGとの連携」、さらには「大学との連携」として、長岡技術科学大学主催で実施されている「女子・高専・技大コロキアム」など、女性研究者・女子学生を取り巻く環境等を含めて、本校および他高専の現状についての説明を行いました。

 続いての第2部では、「女子高校生☆夢に向かって!~女性研究者が疑問にお答えします~」をテーマに、山形市内の女子高校生と女性研究者・理系漫画家らとのパネルトークが行われ、高校生達のこれからの進路選択の参考となる様々な話題が展開されました。

 鶴岡高専は、今後も大学・高専・高校・中学校との交流と連携を深めつつ、男女共同参画の推進に努めてまいります。