本科5年生が鶴岡市「デジタル人材育成支援事業」の取組報告を行いました

2月21日(火)、本科5年生7名が「デジタル人材育成支援事業」の取組報告を鶴岡市役所で行いました。
 この事業は、地域課題を解決するデジタルを活用したしくみの開発を教材とし、学生の技術力向上を図るとともに、学生の地元定着やその技術に基づいて事業を創出する企業を地域が支援することを目的としたものです。
 矢吹研究室(熱流体工学研究室)の佐藤陽花さん、佐藤結衣さん、澤田茉知さん、齋藤柚名さんの4名は「中小河川用水位モニタリングシステムの開発」と題し、低コストの水位モニタリングシステムを開発し、鶴岡市内の青龍寺川に設置して測定結果を基に、豪雨災害の際に活用できる河川氾濫予測モデルについて報告しました。
 ザビル研究室(ユビキタスインテリジェンス研究室)の阿部倫明さん、佐藤隼人さん、五十嵐聖斗さんの3名は「IoTと機械学習を用いた畑への動物の侵入を検知する技術の開発」と題し、人工知能を搭載したカメラが動く物体を撮影し、動物を検知した場合に畑などの利用者へ通知するシステムについて報告しました。
 両研究室の学生は、矢吹准教授及び一条技術専門職員、ザビル教授の指導のもと、今回の事業の報告とともに、今後の展望にも目を向け、皆川市長など市関係者をはじめ本校学生など約20名の前で説明を行い質疑応答にも対応しました。今後の活躍が期待されます。

               発表する矢吹研究室の学生
         (左から佐藤陽花さん、佐藤結衣さん、澤田茉知さん、齋藤柚名さん)

               発表するザビル研究室の学生
           (写真左から五十嵐聖斗さん、阿部倫明さん、佐藤隼人さん)