【国際交流】短期・長期留学生が1日文化体験に参加しました

 今年度10月から受け入れているフィンランドからの短期留学生1名と本校で学んでいる長期留学生3名が、庄内の名所訪問や日本文化に触れる1日文化体験に参加しました。例年、短期留学生のみで実施していましたが、今回は長期留学生にも希望者を募りました。
 初めに松岡窯陶芸教室にて陶芸を体験。ロクロを使わない「手びねり」という技法で各々希望する作品を作りました。両手でやわらかい粘土に触れ、自由な発想で形を変えながら、カップやお皿など個性豊かな作品を作っていました。
 お昼は酒田で日本料理を堪能。外国籍の引率教員と留学生との間では、名前の話から母国の文字や言語の話に発展し、各国文化の違いについて熱心に議論していました。相馬楼では、伝統的な日本建築や庭園、雛人形、美術品などを見学後、酒田舞娘の演舞を鑑賞。その美しく優雅な舞に見入っていました。さわやかな秋晴れの下、紅葉が見頃の山居倉庫も見学し、充実した1日となりました。
 今回の文化体験を通じ、異文化への関心・理解が深まり、有意義な時間となったことを願います。

陶芸体験で趣向を凝らした作品を作る留学生

成形後、思い思いの模様や装飾を施しました

襖引手の装飾などに興味をもつ留学生(相馬楼にて)

演舞鑑賞後、相馬楼にて記念撮影
(撮影時のみマスクを外しました)