JST研究成果展開事業・マッチングプランナープログラム探索試験に教員2名が採択されました
本校、創造工学科機械コース、當摩栄路教授と田中浩教授がJST研究成果展開事業・平成27年度マッチングプランナープログラム探索試験に採択されました。
参照:http://www.jst.go.jp/mp/kadai.html
研究テーマおよび概要は下記となります。
當摩栄路教授
研究テーマ:
MT法を用いた樹脂成形プロセス解析による自動車部品の樹脂化(鉄から樹脂)拡大研究
概要:
自動車業界は,環境対応として燃費の向上に取り組んでおり,部品類の“金属製から樹脂製への転換による軽量化”が挙げられる。
その一例として自動車用鉄製プーリの樹脂化が盛んに行われている。
現在実用化されている樹脂製プーリは,強度や寸法安定性の観点で十分な強度特性を有しているとはいえない。
本研究では、樹脂プーリの強度を満足する成形加工プロセスの最適化を、統計的手法である「タグチ・メソッド」により解析・評価し、最適な樹脂成形プロセスの確立と、部品の品質安定化を同時に実現する。
最終的には、新たな部品の樹脂化“鉄から樹脂へ”の転換・実用化を発掘・拡大していく。
田中浩教授
研究テーマ
工具刃先の微細平滑研磨によるスローアゥエイ工具の寿命向上技術
概要
切削工具の刃先を平滑に仕上げることで,刃先の摩耗が減少する簡単かつ低コストな研磨技術を開発中です.本研究では,直ぐ工場に入る研磨機構の開発とその実証実験を行うものです
いずれも、実用化、実証試験を実施するもので社会実装に向けた研究です。
本校は、今後も研究を通した教育を推進し、社会貢献、地域貢献してまいります。