地域支援サークルが保育園に寄贈する積み木製作のボランティアを行いました

 本校「地域支援サークル(指導教員:制御情報工学科 宍戸准教授)」の学生が、一般市民の方からの協力依頼を受け、鶴岡市内の保育園(湯田川保育園・田川保育園)に寄贈する積み木製作のボランティアを行いました。

 積み木は、一般市民の方の住宅をリフォームした際に出た廃材を利用して作成しており、放課後の時間などを使い、教育研究技術支援センター員の指導の下、クリスマスツリー型の台座と、雪だるまや家などの形をした積み木を製作いたしました。

 積み木は、最後の仕上げを園児たちが行うことができるように工夫されているほか、安全対策として、それぞれの木材パーツの角に丸みを持たせたり、ツリーの飾りとして3Dプリンタで作成した星などの飾りつけをしたりするなど、園児のことを考えながら、様々な配慮も行っています。

 製作した積み木は、平成26年12月13日に両園を訪問し、クリスマスプレゼントとして贈呈いたしました。湯田川保育園では、園児たちが大喜びで、早速、地域支援サークルの学生と一緒に雪だるまの形をした積み木に目や口を描くなど、最後の仕上げを行いました。

 地域支援サークルでは、今後もボランティア活動等を通じて、地域の方々とのつながりを大事にしながら、役立つことをしたいと考えています。

 湯田川保育園の皆さま、田川保育園の皆さま、その他ご協力を頂きました皆さまに厚くお礼を申し上げます。
 

贈呈式の様子 制作風景(湯田川保育園)
制作風景(田川保育園)
出来上がった作品

 

湯田川保育園の園長先生からのコメント

 一生懸命作っていただきありがとうございます。園児たちには、感謝の気持ち、ありがとうという気持ちを忘れずに持ってほしいと思っています。

田川保育園の園長先生からのコメント

 子供たちは、目で見て触ってと好奇心が旺盛で、私たちが驚くほどの発想力があり、日々学ばされています。高専の学生たちのものづくりのアイデアを見習って、子供達が大きく成長してほしいと思っています。
 園児のために心を込めて作っていただき、ありがとうございました。

指導教員からのコメント

 一般企業のCSR活動にも例を見るように、地域社会における協働のありかたは、今後に欠かせない重要なキーワードとなります。

 • 産学官民の垣根を超えた有機的連携の推進
 • 工業高専としての強みとシーズを活かした地域貢献活動
 • 地元への愛着と、人としての素養、精神(こころ)の成長

 この3つを柱にしたフレームワークを構築し、今後も学生の想いをバックアップしてゆきます。