電子制御の分野で世界初の技術開発!

 

佐藤義重 教授

 このたび、鶴岡工業高等専門学校制御情報工学科 佐藤義重研究室(知能制御システム研究)では、先端的なメカトロ装置用インテリジェント・ロバスト機能搭載(ファジィ・ニューラルネットワークベースト制御)の組み込み知能コントローラの開発試作に世界で初めて成功し、平成23年6月27日(月)記者発表を行いました。

 このインテリジェント・ロバスト制御組み込み知能コントローラは、最近、産業界で問題となっている現代制御理論(Model Based Control)による電子制御の不具合が発生している課題に対して、唯一解決できる次世代のインテリジェント・ロバスト制御コントローラです。

(70mm×70mm)

 このコントローラは、目標軌道誤差の変化に適応的にゲインを可変調整する新しい方式のインテリジェント・ロバストゲイン補償器(ファジィ・ニューラルべースト制御)が組み込まれており、システムパラメータ変動、外乱及び目標変化に対して、十分な目標軌道追従制御性能が得られます。

 

 

 

 今後、この研究成果がモノづくり日本の産業界への波及及び世界戦略の武器として、大いに期待されます