女子中高生のための理系進路選択支援プログラム


EVENT REPORT

2019年度

キャリアセミナーを開催しました!

令和元年11月9日(土)に、本校において「キャリアセミナー」を開催しました。このセミナーは、女子中高生の理系進路選択を支援することを目的とした事業の一環で、中高生とその保護者、中学・高校の教員を対象としており、今回は、山形県内の中高生16名をはじめ、合計30名の方々にご参加いただきました。

最初に「ものづくり教室」として、ビスマス結晶についての講義の後、本校学生のビスマス結晶作成の実演見学と、女子学生から作り方を教えてもらいながらのビスマス結晶ストラップ作りを体験しました。

続いて、株式会社高研の佐藤里菜さん(本校卒業生)、リンク情報システム株式会社の大場育美さん(同)、東京農業大学教員の廣江綾香さん、旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ株式会社の中東登志子さんの4名から、理系を選択した理由や現在の仕事・生活など、様々な立場・角度から「理系の魅力」や「女性が技術者・研究者として働くこと」についてお話いただきました。

最後に講師を交えた小グループでの座談会を行い、これからの進路への不安や理系の職業についての様々な質問に講師からやさしく答えていただき、進路について考えるとても良い機会となったようです。

本校学生によるビスマス結晶作成の実演見学

本校女子学生からビスマス結晶ストラップの

作り方を教えてもらう中学生親子

キャリアセミナー講義に聴き入る参加者 講師を囲んでの和やかな座談会の様子

 


2019年度

バイオベンチャー企業合同説明会を開催しました!

令和元年9月25日(水)に、鶴岡メタボロームキャンパスにおいて、「バイオベンチャー企業合同説明会」を開催し、鶴岡市内のバイオベンチャー6社から企業説明をしていただきました。今回は、山形県内の中高生19名(内女子15名)、その保護者や中高教員等16名の計35名にご参加いただきました。

最初に、様々なバイオベンチャーや慶應義塾大学先端生命科学研究所等が入っている施設、鶴岡メタボロームキャンパス(鶴岡市先端研究産業支援センター)のラボツアーを行い、慶應義塾大学大学院生にツアーガイドをしていただきました。

続いて、鶴岡市内のバイオベンチャーであるヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)、Spiber(株)、(株)サリバテック、(株)メタジュン、(株)メトセラ、(株)MOLCUREの6社に企業説明をしていただき、その後、ブース形式にて質疑応答や会社の詳細説明を行いました。ブース形式では、その商品を開発しようとしたきっかけや会社の内部の様子など、さっくばらんに意見交換でき、より理系企業への関心を深められたようでした。

ラボツアーの様子 企業説明の様子
ブースの様子 ブースの様子

 


 

2019年度

中学校訪問実験with高専女子を行いました!

毎年、科学の楽しさを中学生にも知ってもらう目的で、県内中学校へ訪問し、科学実験教室を行う「中学校訪問実験」を行っております。その中で、今年度はJST女子中高生理系進路選択支援プログラム事業の一環で、女子中学生により理系に興味を持ってもらい科学を身近に感じてもらうことを目的に、令和元年9月に4回、本校女子学生がTAとして参加しました。

本校女子学生が、実験の説明や補助を行いながら様々な実験を行い、中学生も楽しそうに実験をしており、科学の楽しさを少しでも知ってもらうことができました。

 

◇9月6日(金)藤島中学校

ホタルの光と化学発光

◇9月6日(金)立川中学校

暗やみで光るオリジナルストラップを作ろう

~生分解プラスチックと蓄光材料を使ったオリジナルストラップをつくろう~

◇9月12日(木)~13日(金)最上中学校

・オリジナルレインボースコープを作ろう

・スライムカーボン電池

・カラフルな人工イクラの作成

◇9月19日(木)鮭川中学校

暗やみで光るオリジナルストラップを作ろう

~生分解プラスチックと蓄光材料を使ったオリジナルストラップをつくろう~

藤島中学校の様子 立川中学校の様子
最上中学校の様子 鮭川中学校の様子

 


2019年度

3Dプリンターでアクセサリーを作ろう!を開催しました!

令和元年7月27日(土)に、中学校卒業後の進路を決めるときに役立ててもらうため、本校の教育の内容などをわかりやすく紹介する「中学生一日体験入学」が開催され、中学生343名(保護者208名)が参加しました。

今回、その1つの学習テーマとして、女子向け「WeSTe(Wear Science Technology)!~科学でアクセサリーを作ろう~」を行い、中学生の女子20名が参加しました。

最初に3Dプリンターの仕組みについて本校女子学生が説明し、実際に3Dプリンター用のCADを操作する体験を行いました。その後、実際に3Dプリンターでアクセサリー飾り用の様々な形を出力するところを見てもらい、3Dプリンターの仕組みについて理解を深めてもらいました。

次いで、車の部品に入っている基板を使って、ヘアーアクセサリーを作成しました。1つとして同じ形がない基盤の中から自分好みのものを選び、オリジナルのヘアーアクセサリーを作成し、楽しみながら工業の部品に触れてもらうことができました。

今回は「情報」「電気」「機械」の分野に様々な形で女子生徒に触れてもらい、「理系」の幅が広がったのではないでしょうか?とても楽しんで体験してもらうことができました。

 

本校学生による3Dプリンターの説明 3DプリンターCADの作業の様子
3Dプリンターアクセサリー作製の様子 基板ヘアーアクセサリー作製の様子
3Dプリンターアクセサリーの例 基板ヘアーアクセサリーの例

 


2018年度

企業・工場見学を開催しました!

平成31年3月22日(金)に、「企業・工場見学ツアー」を開催し、株式会社高研様、株式会社JVCケンウッド山形の2社を訪問しました。このツアーは、女子中高生の理系進路選択を支援することを目的とした事業の一環で、中高生とその保護者、中高の教員を対象としており、今回は、山形県内の中高生9名、保護者4名、合計13名の方々にご参加いただきました。

最初に株式会社高研様を訪問し、企業概要や女性社員の割合などをご説明いただき、工場で生産している医療用の人形や医療機器、化粧製品をご紹介いただきました。その後、工場全体を見学し、注射・採血練習用の人形で実際に採血を体験したり、フリーズドライの化粧品に触れさせていただきました。最後に、鶴岡工場に勤務されている女性社員3名の方と参加者が、ざっくばらんに進路や今の仕事について懇談を行い、高校や大学だけでなく、働くことまで考えるきっかけとなったようでした。

続いて、株式会社JVCケンウッド山形様を訪問し、会社概要をご説明いただいた後、工場全体を見学しました。女性が実際に工場で働く姿を見学し、女性社員の方から直接ご説明いただきました。また、質疑応答では、女性社員が多い理由や残業を減らす工夫を社内全体で行うことで趣味や家族の時間を多くとれるようになったことなどのお話を伺い、企業に女性が必要とされている実情を知ることができ、「女性が理系に進むこと」「女性が働くこと」を具体的にイメージいただけたようでした。

ご協力くださった2社の皆様にこの場を借りて改めて御礼を申し上げます。

注射・採血練習用人形での採血体験(()高研)

女性社員との懇談の様子(()高研)

会社概要説明(()JVCケンウッド山形)

工場見学の様子(()JVCケンウッド山形)

 


キャリアセミナーを開催しました!

平成31年2月23日(土)に、本校において「キャリアセミナー」を開催しました。このセミナーは、女子中高生の理系進路選択を支援することを目的とした事業の一環で、中高生とその保護者、中高の教員を対象としており、今回は、山形県内の中高生20名をはじめ、合計34名の方々にご参加いただきました。

最初にものづくり教室として、DNAの仕組みについての講義の後、本校の女子学生が作り方を教えながらDNAストラップを作りました。

続いて、東北大学大学院の関 亜美(つぐみ)さん(本校卒業生)、本田技研工業株式会社の阿部あすかさん(本校卒業生)、サントリーワインインターナショナル株式会社の波来谷(はこたに)綾子さん、ミドリオートレザー株式会社の菊地麻実子さんの4名から、理系を選択した理由や現在の仕事・生活など、様々な立場・角度からの「理系」や「女性が技術者・研究者として働くこと」についてお話いただきました。

最後に講師を交えた小グループでの座談会を行い、これからの進路への不安や理系の職業についての様々な質問に講師からやさしく答えていただき、進路について考えるとても良い機会となったようでした。

DNAについての講義
(講師:本校 斎藤菜摘 准教授)
本校学生からDNAストラップの作り方を教えてもらう中学生
キャリアセミナー講義に聴き入る参加者 講師を囲んでの座談会の様子

 


中学校訪問実験を行いました!

927日(木)、28日(金)の二日間にわたり、新庄市立明倫中学校で全学年を対象に訪問実験を行いました。本校の女子学生が、実験の前に科学の仕組みや実験方法の説明を行い、実験中も明倫中学校のみなさんと話をしながら楽しく科学に触れてもらうことができました。


女子中高生の理系進路選択支援プログラム