卒業生リレーエッセイ【第11回】

社会の第一線で活躍中の本校卒業生からいただいたメッセージをリレー形式で紹介します。

 

第11回 安孫子   初  氏

(電気工学科・第2期卒(1969年) (株)山形共和電業代表取締役社長)

『卒業してから45年になります』

 私は、中学生時から電気工学に興味があり、将来は電気技術者の職に就きたいと考えておりました。
 高専進学を選んだのは、その知識を深めるためですが、新しい制度(5年間の一貫教育)での学生生活を体験したかったからです。
 在学中はそれなりに生活しておりましたが、テストの期間中だけは大変だった思いがあります。
 二年生から市内に下宿をしましたが、家族同様大事にしていただき鶴岡の方の人情味が今でも忘れられません。現在の私があるのもこのお陰と思っております。
 卒業後は東京の電気関係の会社に就職しましたが、途中でUターンして若い時は6年間で4つの会社を渡り歩きました。
 そこで色々な経験をし、会社の社風と人に触れながら現在に至っております。
 いつの時も「人の縁」を大事にしながら、明るく前向きに行動して人間として視野を深めるように務めてまいりました。
 これからは、歳ですので健康に注意しながらこの精神を踏襲して生きて行きたいと考えております。
 在校生の皆さんは、常に色々なものに(特に新しいものに)熱い情熱を持ってチャレンジすることが重要であると思います。
 現在の高専は色々なことに挑戦をする機会を与えてくれる学校だと思います。
 折角の機会をムダにしないで、ぜひ学生生活をエンジョイしてください。

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