快挙!創造工学科化学・生物コース 上條利夫准教授が山形県科学技術奨励賞を受賞しました

この度、創造工学科化学・生物コースの上條利夫准教授が、山形県科学技術奨励賞を受賞いたしました。

山形県科学技術奨励賞は、山形県内において科学技術の研究開発に従事している40歳未満の人を対象に、技術開発に関し優れた研究成果を挙げた人、新しい理論解析や実験手段を創案した人等に贈られる賞です。上條准教授は、第16回目となる山形県科学技術奨励賞において、鶴岡高専としては初めての受賞となる快挙を成し遂げました。

上條准教授が受賞した主な研究テーマは「ナノスケールの相互作用に着目した低摩擦摺動システムの研究開発」。あるものとあるもの同士を合わせて滑り動かすときに、滑りやすくするために塗る潤滑剤についての研究です。上條准教授は、この潤滑剤の構造を数ナノメートル(1ナノメートルは10億分の1メートル)という非常に小さな単位で分析し、数ナノメートルで形成される潤滑剤の構造が、もの同士の滑りやすさに影響することを究明。この研究成果は、機械システムや機械に使われている部品の摩擦を減らすことができ、さらに、摩擦することで起こるエネルギーロスの低減に貢献することが期待されます。このほか、多くの研究業績を挙げていることも併せて高く評価され、今回の受賞となりました。

上條准教授は今回の受賞に際し、「非常に名誉ある賞を受賞でき、大変嬉しく思っております。本研究における受賞内容の成果に至るまでには、本校の佐藤貴哉教授、森永隆志准教授、荒船博之准教授、研究スタッフ、学生及び他大学の先生方に多大なるご協力をいただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げたいと思います。今後は、本研究の進展により社会還元ができるよう、より一層研究に精進していきたいと思います。」と話していました。

なお、山形県科学技術奨励賞の授賞式は、10月17日(火)に山形県自治会館にて開催され、吉村美栄子山形県知事より上條准教授に直接表彰状とレリーフが贈呈されました。授賞式当日には受賞者ならびに山形県試研究機関優秀研究課題の研究発表会も行われました。

(写真:賞状および副賞(レリーフ))
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