卒業生リレーエッセイ【第5回】

社会の第一線で活躍中の本校卒業生からいただいたメッセージをリレー形式で紹介します。

 

第5回 加 藤 正 幸  氏

(機械工学科・第1期卒(1968年) 峰友会第3代会長)

 今年で創立50周年、私が15歳で入学し、20才で卒業してからすでに45年経過し、年齢は65歳。すでにリタイアして、雨の降らない日は家庭菜園の農作業、雨の日は読書、降雪時は雪かきと読書、たまには一泊二日の旅行と、仕事一筋の現役からは全く異なる生活。暇で、睡眠時間も長くなり、「危ない橋を渡った時、他の人に迷惑をかけた時は、こうすればよかった。」と毎日のように反省の夢を見てしまう。中途半端な現役だったし、必ずしも満足なこれまでの人生ではなかったが、高専制度が生まれ、そこで勉強できたのは、私の人生にとって幸運なことでした。これからは半人前のまま人生を終えたくないので、少しでも教養を高め、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のようになりたいと思っています。

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